今回少し難度の高いフリップ(ステップ5)を紹介するのは、FPVレースドローンでこんな飛ばした方ができるということをお伝えしたいからだ。
またフリップ練習をすることで、レース中どんな体勢からもリカバリーするスキルを上げることができるからでもある。
さらに、今後増えてくるであろうFPVドローンの「フリースタイル」コンテストで、必須のトリックになるので、早い段階で知っておくのが好ましい。
さて、今回紹介するのは基礎となる「左&右ロール」「バック&フォワード・フリップ」、そして少し難度が高い「バックレイアップ」「スプリット・S・ターン」の4つのトリックだ。

フリースタイル出場を目指せ! FPVドローンレース練習フリップ基礎

2017.1.23

FPVドローンレース フリップ基礎

Image title※ちなみに筆者は普段モード2で操縦しているので、操縦に関する説明は全てモード2を前提にしていることに留意していただきたい。モード2とは左スティックの上下がドローンの上昇・下降(Throttle)、左右が水平方向の左回転・右回転(Yaw)、右スティックの上下が前進・後退(Pitch)、左右が左移動・右移動(Roll)に対応する操縦モードのことだ。

以下、各トリックのコツを説明していきたい。

左&右ロール(動画 0:09〜0:12)
最も基本的なトリックとなるが、これまでフリップをしたことがないというひとには難しく感じるかもしれない。
初心者へのアドバイスは「恐れず、思い切ってやってみる」こと。
最初のフリップができれば、メンタルブロックは解除され、墜落してしまうかもしれないという「恐れ」はなくなるはずだ。
コツは、ロールする前にスロットルを上げ高度を少し上げること。高度が少し上がった瞬間に、スロットルを下げ、ロールする。こうすることで、高度を下げることなくロールすることができる。

バック&フォワード・フリップ (動画 0:13〜0:16)
バック&フォワード・フリップは、ロールに比べると若干難度が高くなる。というのも、ロールは左右の回転なので、進行方向が一定で前方が見えており、回転のタイミングをコントロールしやすいが、前後フリップの場合、縦に360度回転するので、回転コントロールがしづらくなる。
コツは、自分が飛ばすドローンの回転リズム(回転スピード)に慣れること。回転スピードは、フライトコントローラのRateで調整できるので、やりやすい値を見つけてほしい。

バックレイアップ(動画 0:18〜0:25)
バックレイアップとは、機体が逆さまになった状態から180度後ろにフリップするトリックだ。
バックフリップかフォワードフリップを行い機体が180度逆さまになった状態を維持。そして逆さまの状態から、バックフリップを行い、機体をもとの位置に戻す。
コツは180度逆さまにする直前に、ある程度スピードを出すこと。こうすることで、惰性を生かして、より長く逆さまの状態をキープできるようになる。

スプリット・S・ターン(動画 0:26 〜0:30)
もともと戦闘機が急ターンするためのテクニック。180度ロールで機体を反転させ、そこからハーフループで下降して、機体をUターンさせる。
コツは、ハーフループの際の機体縦方向調整とスロットルコントロール。ハーフループで下降するとき、機体の方向調整とスロットルの微調整で、縦にUターンする。
今回のタイトル「フリップ基礎」という通り、上記で紹介したトリックは基礎的なもの。ほかにも難度が高いさまざまなトリックが開発されているので、別途紹介していきたい。

※使用したFPVレースドローンと関連セットアップ
フレーム:AstroX210
プロポ:Futaba 10J
フライト・コントローラー:TBS Powercube
モーター: EMAX 2205 2300kv red bottom
プロペラ:HQプロペラ 5040×3
ゴーグル:Skyzone
録画用カメラ:GoPro4 Silver

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