離乳食がきっかけで始まった食物アレルギーとの共存の日々

2017.1.18

最近、耳にする機会が増えた「食物アレルギー」。みなさんも、一度は聞いたたことがあるのではないだろうか。
実は、私の息子が食物アレルギーなので、食物アレルギーと共存の毎日を送っている。今回は、食物アレルギーとはどういうものかを伝えたい。少しでも食物アレルギーに関して多くの人に興味を持ってもらえると嬉しい。

息子の離乳食がきっかけで始まった食物アレルギーとの共存

食物アレルギーが身近になったきっかけは、第一子の離乳食だった。

初めて食べさせたうどん(小麦)が原因でアナフィラキシー症状を起こし、救急へ駆け込んだのが、始まりだった。それまで、「食物アレルギー」という言葉しか知らなかったが、私たちの生活の中でとても重要な要素となった。

小さな子どもを持つお父さんやお母さんにとっては、お子さんや保育園・幼稚園のお友達を通して、今までより身近になった方も多いのではないだろうか。

症状が多数ある食物アレルギーとは

原因食物を摂取した後、不利益な症状が出る場合と定義されている。

・皮膚症状(蕁麻疹、赤み、かゆみなど)
・呼吸器症状(くしゃみ、咳、呼吸困難、ゼーゼー、ヒーヒーなど)
・粘膜症状(口の中がイガイガしたり、唇や瞼、喉の粘膜が腫れるなど)
・消化器症状(嘔吐、下痢、腹痛など)
・アナフィラキシー(複数の臓器症状が全身にでるもの、血圧低下、意識失うなど)

蕁麻疹がでる人もいれば、アナフィラキシーでショック症状になり命に関わる場合もあったりと、食物アレルギーと一言で言っても人によって出てくる症状は様々だ。もちろん、同じ人間でもアレルゲンによって症状も異なるのだ。

例えば、息子のアレルギーの場合、小麦はアナフィラキシーを起こしたが、大豆は蕁麻疹と咳。といった具合。原因、症状は人によって異なるため、必要な治療や食事の注意点も人それぞれなのだ。

原材料に入っていないのにアレルギー症状

食べ物自体には材料にアレルギー物質が使わていなくても、同じ工場で使われており少量の混入で症状 を起こす人もいる。お店だと調理場内で同じ器具を使うため、少量のアレルギー物質が混入し症状を起こす人もいる。

これはコンタミネーションと言い、食品を生産、調理する際に原材料として使用していないのにも関わらずアレルギー物質が微量混入してしまう場合があるのだ。

そのため、「あの子は同じ小麦アレルギーなのに、これ食べてたよ」など言われることもあるが、摂取量や症状が異なるため、同じアレルギーであっても、人と比べたりすることは厳禁である。
主治医と家族、本人がしっかり話し合い、その人にとって安全でベストな生活の方法を決ているため、周りの人は温かい気持ちで見守り応援していただきたい!

大人になってから発症する大人の食物アレルギーとは

大人の食物アレルギーをご存知だろうか?食物アレルギーといえば、乳児、幼児など子供を中心とした食物アレルギーを連想しがち。しかし、最近は大人になってからも突然発症する人が増えている。

実際に、私の知り合いにも、大人になってから小麦アレルギーになった方がいる。パン屋さんで働いている人が小麦アレルギーになるという話も少なくないようだ。

幼少期の食物アレルギーは小学生に上がるまでに8~9割が治ると言われているが、大人になってから発症した食物アレルギーは治りにくいとされている。

「疲れがとれない」「朝が起きられない」これも食物アレルギーの症状

「遅延型食物アレルギー」という言葉を耳にしたことがあるだろうか?

トップテニスプレイヤーであるジョコビッチ選手の本『ジョコビッチの生まれ変わる食事』。この本の中で、彼は自らが遅延型食物アレルギーであることや、そのアレルゲンを食事から除去することにより、パフォーマンスを最大に引き出すことについて書いている。

遅延型アレルギーと即時型アレルギーの違い

一般的に使われている「食物アレルギー」は「即時型」と言い、アレルゲン(原因となる食べ物)を摂取してから数時間で症状が現れる。上記の記述はほとんどが即時型を指している。それに対して「遅延型食物アレルギー」はアレルゲンを摂取してから、1~2日後に症状が現れる。症状も即時型と異なり、「疲れがとれない」「朝が起きられない」体調不良で片付けてしまいがちな症状が多く、本人も気づきにくいのが特徴だ。

日本では遅延型アレルギー検査には保険がきかないため、まだまだ一般的になっていないのが現状だが、最近は検査キットや検査をしてくれる病院が増えてきた。気になった方は、遅発型アレルギー検査を受けてみてはいかがだろう。

遅延型アレルギーについては「好物が体調不良の原因に? 3人に2人が発症している「遅発性アレルギー」とは」がおすすめ

ジャンクフード好きが健康志向になったきっかけ

元々はジャンクフード大好き、朝まで仕事の日々、ご飯を食べずにお酒を飲む。そんな生活を過ごしていた私。5年程前から情報感度が高く健康志向の友人たちのお陰で、少しずつ、少しずつ生活の改善を図ってきた。

そして、今は息子の食物アレルギーがきっかけで、生活の改善を加速しつつも、無理なく・美味しく・安心に、なにより楽しくをモットーに生活を送っている。

今回より「食」「アレルギー」「健康」などを中心に、記事を執筆予定である。アレルギーで困っている人はもちろんのこと、からだや心に優しい生活を始めたい人などに、知るキッカケ・考えるキッカケ・選択するキッカケにしてもらえるよう届けていきたい。

取材・執筆 :

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