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空飛ぶクルマがいよいよ現実に! 世界で開発中の要注目マシン10選

Googleの創業者、ラリー・ペイジが「空飛ぶクルマ」を開発する企業に極秘で1億ドルを超える巨額を投資してきたことが先日話題となった。多くの人が夢見てきた空飛ぶクルマが、いよいよ現実味を帯びてきた感がある。そこで今回は、現在世界で開発中の空飛ぶクルマ10選をご紹介する。

Zee.Aero

ラリー・ペイジは2社の企業に出資している。そのうち一つが、アメリカ・シリコンバレー拠点のZee.Aero。2013年に特許申請を行ったことで、同社が飛ぶ車を開発していることが発覚した。しかし、その他の発表や製造に関する情報はない。Webサイトも簡単な採用情報と航空・電気などの分野に関連した事業を行っているという記載があるのみ。

Zee.AeroのWebサイトZee.AeroのWebサイト

Kitty Hawk

ラリー・ペイジが出資しているもう一つの企業がKitty Hawk。Google Xの創業者、セバスチャン・スラン氏が代表を務めている。Zee.Aeroと同じく謎が多く、今後の開発計画やプロトタイプを披露するタイミングなどは未発表。Bloombergによると、前出のZee.Aeroと競わせるために始まったプロジェクトだという。

AeroMobil

テストパイロットでもあるステファン・クライン氏がチーフ・プロダクト・アーキテクツを務めるAeroMobileが開発中。2人乗りで、時速200kmで700kmの距離を飛行可能。2013年と2014年にすでに飛行テストを成功させたが、2015年5月にAeroMobil 3.0のプロトタイプがテスト飛行中に墜落。この事故でステファン氏は負傷した。挫折はあったものの、早くて2018年中には商業化できるとコメントしている。

Terrafugia Transition

アメリカ・ボストンに拠点を置くTerrafugiaが2006年から開発中。時速172kmで787kmの距離を飛行可能な一人乗りのマシン。翼をたためるため、陸の一般道路も走行できる。2009年に初飛行を成功させたものの、FAA(連邦航空局)の厳しい要件を満たすことができず一般販売を2011年から2017年に延期した。

Terrafugia TF-X

同じくTerrafugiaが開発した、同社初の完全自動飛行が可能なマシン。4人乗りで、垂直離着陸と805kmの距離を飛行することが可能。まだ開発の初期段階にあり、製造段階に入るまでに8〜12年は要する模様。発売は2024〜2028年を予定している。販売価格は高級車と同程度になるだろうと公表している。

X-Hawk

イスラエルのエンジニア、ラフィ・ヨエリ氏が代表を務めるUrban Aeronauticsが開発中。これまで10数年間、軍需、緊急医療などさまざまな使い道が試されてきた。90㎝の高さまで飛ばすことに成功している。

Lilium Jet

ドイツ・ミュンヘン大学卒のエンジニア4人が創業したLiliumが開発中。2人乗り、時速400kmで500kmの距離を飛行可能。垂直離着陸できるため、空港などの高額なインフラ投資が不要。他にも、排気ガスを出さないこと、従来のジェット機と比べてはるかに静かに飛行できることが売りだという。EUから出資を受けているほか、欧州の宇宙関連機関も同プロジェクトに携わっている。2015年2月に創業したばかりだが、早くて2018年にはマシンが完成するという。

LiliumのWebサイトLiliumのWebサイト

Xplorair PX200

宇宙工学士のミケル・アギラール氏率いるXplorairが開発中。フランス軍などから出資を受けており、2017年に自動飛行モードを搭載したプロトタイプが飛行予定。一人乗りの商業用の飛行はその10年ほど先になる見込み。

SkyRider X2R

アメリカ・アラバマ州に拠点を置くMACRO Industriesが開発。機内のコンピュータに音声入力で指示をすると、目的地までの飛行ルートを探索するよう設計。2005年までにプロトタイプを完成させる予定だったが、開発資金を確保するのに苦難し頓挫している。製造コストは50万〜100万ドルを見込んでおり、現在出資者を募っている。

Moller Skycar

これまで空飛ぶクルマの開発に50年以上を費やしてきたエンジニア、ポール・モラー氏が代表を務めるMollerが開発中。現在までに投資家から1億ドル(約104億円)以上の出資を受けているが、自立飛行の実現には至っていない。今年終盤には飛行する様子を公開する予定にしている。

MollerのWebサイトMollerのWebサイト

早いもので、2010年代には一般販売が開始される。「空飛ぶクルマ」はそう遠い未来ではない。

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