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時速100キロの人乗りドローン「EHang 184」が米ネバダ州でテスト飛行

今年(2016年)1月に、アメリカ・ラスベガスで開催された世界最大の家電見本市「CES 2016」。

『Catalyst』の監修役 渡辺健太郎も現地に足を運んだのだが、そこでオーディエンスの注目を一際集めたのが、中国のEHang社が開発する自動飛行ができる人乗りドローン「EHang184」だった。

EHang184は乗員1名が搭乗でき、乗員の体重も含め約100kgまで積載可能。操縦はタブレット端末アプリで行い、最大時速は約100km、最長飛行時間は23分。

そのEHang184に対して6月6日、アメリカ・ネバダ州でテスト飛行する認可が下りた。Las Vegas Review-Journal誌が報じている。

アメリカで人を乗せるドローンがテストされるのは、これが初。テスト飛行を認可したNIAS(Nevada Institute for Autonomous Systems)のディレクターであるMark Barker(マーク・バーカー)氏は、

将来の商品化に向けてアメリカ連邦航空局に提出しなければいけないテスト結果や報告書作成に協力していく。EHangだけでなく、われわれにとっても大きな進歩につながると考えている

という声明を発表した。

EHang184の開発は2013年初頭、「Absolute safety by design(完璧な安全性を志向したデザイン)」「Automation(オートメーション)」「Sync-Flight Management platform(ワイヤレス接続された自動飛行システム)」という3つのコンセプトで開始された。

開発のきっかけは2011年、EHang社の創業者兼CEOのHuazhi氏が親友を小型飛行機の事故で亡くし、またその直後、Huazhi氏のヘリコプターコーチの妻がヘリの事故で亡くなったことだった。

EHang社は2014年に創業。初めてローンチしたのは、コンシューマー向けのドローン「Ghost Drone」だったが、同時並行でEHang184を開発。約3年半を費やし、これまですべて内製で開発されたマシンが、ついにテスト飛行を迎える。

テスト飛行は今年下半期、ネバダ州のシルバーステートで実施される予定だ。


「EHang184」が注目を集めた「CES 2016」のレポート記事はこちら

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