CATALYSTドローンレース ドローン市場の発展を担うひとたちが集結

2017.1.19

9月6日、東京のクリエイティブ・スペース、3331 Arts Chiyodaで『CATALYST』主催のドローンレースが行われ、20名を超える参加者が熾烈な競争を繰り広げた。

レースは、DJI社のPhantomやパロット社のBebopなどで参加する既製品部門とカスタムメイドのレースドローンで参加する自作部門の2部門で行われた。
レースは目視での操縦に限定されていたため難度が高く、クラッシュが続出。通常のドローンレースは機体に搭載したカメラからの映像をモニターで見ながら操縦する。しかし目視の場合、数十メートル離れると、距離感がつかめなくなり、操縦を誤ってしまう。
レースの様子は動画で視聴することができる。

熾烈なドローンレース 優勝者には「Phantom 3 Standard」が!

かなり広めの場所だが、目視での飛行は難しくクラッシュが続出したかなり広めの場所だが、目視での飛行は難しくクラッシュが続出した

優勝賞品は、DJI社がこのほど販売開始したばかりの「Phantom 3 Standard」。各部門それぞれの優勝者に授与された。
既製品部門で優勝したのは「ニコ生ドローン大運動会」の運営に携わったことのある川合亮輔さん。仕事でもドローンを飛ばしているというドローンのプロだ。

既製品部門優勝者の川合さん(写真左から2番目)、Phantom 3 standard をゲット既製品部門優勝者の川合さん(写真左から2番目)、Phantom 3 standard をゲット

ちなみに自作部門の優勝は筆者だった。ここ最近寝食を忘れてレースドローンを飛ばすことに没頭していたのが奏功したよう。筆者が住むシンガポールは日本に比べドローンを飛ばしやすい環境といえる。家から徒歩1分のところにある公園で毎日練習できる環境は、非常に恵まれたものだと痛感した。それでも目視での飛行は非常に難しかった。

筆者のレースドローン初号機 普段の練習でクラッシュした回数は数知れず筆者のレースドローン初号機 普段の練習でクラッシュした回数は数知れず

このほかにもドローン関連の仕事をするパイオニア的なひとたちがレースに参戦した。
週刊FRIDAYの特集で女優の壇蜜さんをドローンで撮影したという山崎友一朗さん。山崎さんは自作部門でレースに参加。普段は映画の空撮などで6Kカメラ「REDドラゴン」を大型ドローンに乗せて飛ばすトッププロだ。アジアでこのクラスのドローンを飛ばせるのは数えるほどしかいない。
またドローン対ドローンのAR(拡張現実)対戦ゲーム「Drone Space Defense」を開発しているスーパー高校生、出村賢聖さんもレースに参加した。自分で開発したコントローラーを載せたドローンを飛ばし、異彩を放っていた。
開会の挨拶で、CATALYSTの監修役である渡辺が述べたように、レースに集まった参加者はこれから日本のドローン市場を盛り上げていく中核的存在になるのは間違いないだろう。

ドローンをぶつけあう「ドローンバトル」もヒートアップ

当日はレースのほか、米国で人気が高まっている「ドローンバトル」も実施した。恐らく日本初の試みだ。バトルでは、1対1でどちらかが飛べなくなるまでドローンをぶつけあう。レースとは違った楽しみ方があり、今後日本でも盛り上がる可能性は高い。

(日本初かもしれない)ドローンバトル(日本初かもしれない)ドローンバトル

レース後には表彰式を兼ねた懇親会が行われ、参加者たちはドローン関連の情報を交換するなど、親睦を深めた。

レース後の懇親会でも、お酒を飲みながらドローンの話で盛り上がったレース後の懇親会でも、お酒を飲みながらドローンの話で盛り上がった

子供や女性が手軽にドローンを飛ばせる空間を増やす重要性

レースを終えて思ったのは、手軽にドローンを飛ばせる空間やイベントをもっと増やすべきということ。
参加者からは「(今回のようなドローンレースは)毎週やってもいいくらい」との声を聞いほどだ。この声は主催者冥利に尽きるものだが、これはドローンを飛ばす機会が少ないということの裏返しでもある。
本格的なドローンレースは迫力があり個人的に楽しいと思うが、日本では無線免許や技適の取得などが必要で、敷居が高い。
子供や女性が手軽にドローンを飛ばせる空間をつくっていくこと。それが、今後ドローンの普及で重要になるのかもしれない。

レース参加者全員で記念撮影レース参加者全員で記念撮影

取材・執筆 :

ドローン飛ばしてみたい?

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