【ニューヨーク】全米ドローンレース開催 

2017.1.23

2016年8月5〜7日にかけて、ニューヨークでFPV(1人称視点)ドローンレース「2016 U.S. National Drone Racing Championships」が開催された。
同大会は、2016年10月にハワイで開催される世界大会に出場する代表を決める予選でもある。

ニューヨークで開催されたドローンレース

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今大会は、フォーブス誌などの大手主要メディアも注目する大会であった。というのも、米大手のスポーツ専用チャンネルESPNがライブストリーミングにより、米国を含め世界40カ国に向けて初めて生中継した大会だからだ。

さらには、コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤングや保険大手AIGなど有名企業がスポンサーに名を連ねたことも、テックメディアだけでなくビジネスメディアが注目した理由だ。

アーンスト・アンド・ヤングのデジタル・エンタープライズ戦略部門のキース・ストリアー氏はMarketWatchの取材で
「ドローンレースはスポーツで、リクリエーションの1つ。ただ、われわれが見ているほかの領域、たとえば、ライブストリームやVR(バーチャルリアリティ)との関連で非常に関心がある。これらの領域がクロスオーバーしてコンパクトにまとまるのがドローンレース。ほかのスポーツではこのようなクロスオーバーは見れない」とドローンレースがさまざまなテクノロジーを取り入れ成長する可能性に言及している。

AIGの産業保険部門のジェレミー・ジョンソン氏も
「ドローンは多くの産業を変革する可能性を秘めている。今後もドローンという革新的テクノロジーの認知を高め、普及させる取り組みに力を入れたい」とドローンレースなどによる認知向上の取り組みを加速する旨を語っている。

今大会の賞金総額は5万ドル、約1400人が参加した全米各地での予選を勝ち抜いた150人のパイロットが集結し、優勝を競った。優勝したのはザクリー・テイヤーさん。10月のハワイ世界大会への出場権を獲得した。同時開催されたフリースタイル部門では、昨年の全米大会優勝者チャド・ノワックさんが優勝した。

Image titleハワイなど遠方から参加した選手も

ニューヨークだけでなく、この1カ月の間に、欧州各地、上海秋田、マレーシア、韓国などで国際ドローンレースが開催されており、世界的な盛り上がりを見せている。

ニューヨーク全米大会でのESPNの実況中継を足掛かりに、VRなどのさまざまなテクノロジーを取り込み、観戦スポーツとしてさらに進化する可能性のあるドローンレース。今後もその発展に注目したい。

取材・執筆 :

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全米ドローンレースNYで開催 スポーツチャンネル大手ESPNが世界に向けて初の実況中継

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