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子供がドローン操縦、映像編集を体験!群馬で家族向けドローンイベント

11月23日、群馬県前橋市にある「国立赤城青少年交流の家」にて、Catalyst主催で家族向けドローンイベント 『Drone Fes 2015』を開催した。

Catalyst主催のドローン関連イベントは9月に東京で実施したドローンレースに続き2回目となる。今回は「FPVドローンレース」と「子供・学生向けのドローン・クリエイティブ体験」の2つのイベントを同時に実施し、大人も子供もドローンを楽しめる機会となった。

FPVドローンレースでは、普段はあまり目にすることのない高速で飛ぶドローンの迫力ある映像にイベント参加者は驚きの声をあげていた。

Image titleドローンレースの様子 高速飛行で参加者を驚かせた

FPVレースに関して、来年ハワイなどで大規模のドローンレースが開催されることもあり、海外では盛り上がりを見せている。国内でも海外のドローンレース人気にけん引されレース人口は増えそうな予感だ。今後は若い世代の参入で活性化されることを願いたい。

好奇心と創造力を駆り立てるテクノロジー「ドローン」

一方、新しい試みであるクリエイティブ体験では、子供の創造力開発に一つの可能性を示すことができ大きな収穫となった。

クリエイティブ体験は、参加者がチームごとにDJI社のドローン「Phantom」やジンバル付きカメラ「OSMO」で撮影した映像を、Macの動画編集ソフト「iMovie」で編集することで、映像製作のプロセスを体験するというもの。

Image titleクリエイティブ体験 ドローンとOSMOで撮影した映像の編集に集中する参加者たち

このクリエイティブ体験企画を実施した背景には、日本の教育が子供の考える力や創造力を十分に醸成することができずにいるという危機感がある。

戦後の教育に関して諸説あるが、子供の考える力・創造力を弱体化するような教育が行われてきたのは間違いないだろう。特に初等・中等レベルの学習内容は特にそうさせるもののように感じる。こうした現状に風穴を開けたいという目的で、クリエイティブ体験を実施するに至った。

ドローンやOSMOなどの撮影テクノロジーは、未来を担う子供たちがクリエイティビティを思う存分発揮できるツールだ。これまでの表現の手段は、文字、写真に限られていたが、テクノロジーの発展により空撮を含めた動画での表現が誰にでもできるようになった。

動画が持つ影響力は強力で、ひとの感情を揺さぶり、行動を喚起させる。映像制作という過程には、見るひとの心をどう動かすか、つまり心理学や哲学、そしてデザインやエンジニアリングの要素が詰まっていてる。また、ひとの価値観や世界観を理解することも必要になる深淵な世界である。

映像製作という深い世界の一端を若いうちに体験することで、一つの視点からだけでなく、多角的に物事を見て、考える力が養われ、それが創造力豊かな人間を育む。

このような取り組みを行う学校が増えていけば、クリエイティブ人材を輩出する基盤構築につながるのではないだろうか。

実際にクリエイティブ体験で約4時間という短い時間で撮影・編集された作品を見ていただきたい。

チームCの作品

チーム・マイクロアドの作品

チームBの作品

実はチームBの作品は、地元の中学生が中心となって製作したもの。チーム内の大人の助けを借りながら自身がディレクターとなり映画のティザー動画を意識した作品を短時間で作り上げた。筆者はこの作品を見て、ドローンなどの撮影テクノロジーが子供たちの好奇心を駆り立て、クリエイティビティの醸成につながると確信した。

Image titleチームBで撮影・編集を取り仕切ったのは中学生(写真右) 

子供たちの好奇心を駆り立て、クリエイティビティを醸成するテクノロジー。こうしたテクノロジーを活用する取り組みが増えれば、日本の教育の未来は明るくなるのではないだろうか。

主催

  • Catalyst
  • Thunderbird株式会社
  • 株式会社Drone Games

協賛

  • YUME studio
  • DJI

後援

  • 上毛新聞社
  • 群馬県キャンプ協会

協力

  • 国立赤城青少年交流の家
価値観を変えるシゲキメディア

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