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責任あるAIの重要性 マイクロソフトCEOの考える人工知能の未来とは

人工知能の進化で疑問視される人工知能の安全性。先日、米マイクロソフト社の人工知能ボット「Tay」が暴走し、世間を賑わせたことは記憶に新しい。『Catalyst』読者も覚えているだろう。

「Tay」の生みの親である米マイクロソフトCEOサティア・ナデラ氏は「Tay」の暴走の教訓からか人工知能の進化によって生まれる問題と人工知能が安全に機能するために必要なことを明らかにした。

危惧される人工知能による人類への差別行動

サティア氏は人工知能によって差別が生み出される可能性を警告している。実際、バイアスのかかったアルゴリズムはすでに存在しているのだ。

人工知能の発言によって引き起こされるかもしれない人間の意図せぬ差別行動や危害を防ぐために、開発元や企業には説明責任を負わせることが必要というのがサティア氏の主張だ。そのためには人工知能を監視し、特定の人々に対して差別したり、個人情報を悪用したりすることを防ぐ仕組みを取り入れることが必要という。

実際、人工知能の暴走は対処すべき課題と捉えられており、グーグル傘下のDeepMind社もオックスフォード大学と共同で、“暴走” を制御するアルゴリズムの開発を進めている。

米マイクロソフト社もDeepMind社も人類の尊厳を守りながら、人工知能の安全性を担保するための仕組みを模索しているようだ。

人工知能に必要不可欠な要素とは?

人工知能の未来についてサティア氏は、私たちの生活に人工知能を普及させるために不可欠な要素は、人工知能に血の通った倫理フレームワークを組み込むことだと主張する。いわゆる人間が自然と身につける責任感や他人を尊重する気持ちを人工知能に組み込みことで、安全性に対する懸念を払拭できるという。人工知能がさらに普及するためには、必要不可欠な要素だろう。

人工知能の暴走制御アルゴリズムについて詳しくはこちら。

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